獄中のテロ容疑者とテレビ局の通話、米連邦地裁が放送認める判断
WXIXは5日、通話内容の断片を予告編として放送した。これに対し、コーネル容疑者の弁護士は同局が裁判所命令に違反したとして、連邦地裁に放送差し止めなどを求める訴えを起こした。
地裁では6日に緊急の審理が開かれた。法廷で証言した刑務所職員によると、コーネル容疑者が使った電話は担当弁護士の1人が渡したという。
判事は同日、容疑者と外部の連絡を禁じた裁判所命令は文言があいまいだったため同局が命令に違反したとはいえず、通話の放送を阻止することは合衆国憲法に反するとの判断を下した。
WXIXは同日夜に通話の一部を放送。今週さらに残りの部分も放送するとしている。