米NYのビル爆発、2人の遺体見つかる 原因はガス漏れか
ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク・マンハッタンで先週起きたビル爆発の現場で、行方不明になっていた2人とみられる遺体が発見されたことが30日までに分かった。
遺体の身元は確認されていないが、当局は、爆発当時ビル内のすし店にいた2人との見方を示している。
現場では捜索作業が続いているが、さらに犠牲者が見つかる可能性は低いとみられる。
26日に発生した爆発とそれに続く火災では、ビル3棟が倒壊し、さらに4棟が部分的に損壊した。
爆発の原因は調査中。発生前にすし店の店主がビルのオーナーに「ガス臭い」と連絡したものの、当局には通報していなかった。ニューヨークの緊急対策責任者は30日、「緊急通報するべきだった」と述べた。
このビルでは昨年8月、ガスの配管に人為的な異常が見つかったため、10日間にわたりガスの供給が停止された。爆発の約30分前にもガス会社の検査員が地下の配管を調べていたという。