ウォルマート店内で兵士が銃撃、店員死傷 米中西部
(CNN) 米中西部ノースダコタ州で26日未明、小売り大手ウォルマートの店舗に入ってきた男が店員を銃撃する事件があった。撃たれた店員2人のうち1人は死亡。男は自分に短銃を向けて自殺した。
警察によると、銃撃事件を起こしたのは同州のグランドフォークス空軍基地に所属するマーセル・ウィリス容疑者(21)。店員2人を撃った後、3人目の店員を狙って発砲したが銃弾がそれた。同容疑者はその場で自分を短銃で撃ち、搬送先の病院で死亡した。
当時店内で買い物をしていたという男性客はCNN系列局WDAYの取材に対し、午前1時過ぎに3~4発の銃声が聞こえ、買い物客などが悲鳴を上げながら逃げ惑ったと話している。
警察によると、ウィリス容疑者と被害者や同店との関係は現時点で分かっていない。警察は目撃者から事情を聴くとともに、一般からの情報提供を呼びかけている。
米軍は、空軍の特別捜査部門が警察と連携して捜査に乗り出したことを明らかにした。グランドフォークス空軍基地には空軍兵3000人と民間人など合わせて5万5000人が所属する。