米発着の4機に爆破予告、「信ぴょう性なし」と当局
(CNN) 2日に米国内の空港を離着陸した旅客機少なくとも4機に対して、爆破予告が相次いだ。捜査当局は到着後に機内を調べるなどの対応に追われたが、脅迫に信ぴょう性はないとの見方を示した。
シカゴのオヘア国際空港では、到着したユナイテッド航空機を捜査当局者らが出迎え、異常がないことを確認した。
ナイジェリアの最大都市ラゴスからアトランタへ向かったデルタ航空機、サンディエゴ発フィラデルフィア行きのUSエアウェイズ機も脅迫を受けたが、いずれもほぼ予定通りに到着した。
さらにポートランドからメキシコ中部グアダラハラへ向かった同国の格安航空会社、ボラリスの便にも電話で脅迫があり、着陸後に当局が念のため機内を捜索した。
米国では先月26日にも、複数の都市に向かう旅客機への脅迫電話が10件以上相次いだ。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が戦闘機を緊急発進させる場面もあったが、異常は見つからなかった。