イラク開戦時の元米国防長官、民主化構想への疑念吐露
ただ、英紙ガーディアンなど他のメディアは元長官が2003年5月、米外交問題評議会での演説でイラクでの民主主義の実現は可能とした発言を取り上げ、言動の矛盾点を追及。
ラムズフェルド氏はCNNとの会見で、同評議会での演説内容を撤回する考えはないとし、民主主義的なイラクは中東地域での模範となるだろうと主張。その上で、この考えは同国での民主主義確立への疑念やフセイン元大統領の政権追放後の自らの目標がより穏健的なものだったとする立場に相反するものではないと述べた。