爆弾テロ計画の学生を逮捕、ISISに感化 米NY
(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は17日までに、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に感化され爆弾テロを計画したとして、ニューヨーク市クイーンズ区の学生を逮捕した。
逮捕されたのは、航空学を専攻する米国人学生、マンサー・オマル・サレハ容疑者(20)。ISISへの物質的支援を共謀した疑いがかけられている。
検察によると、サレハ容疑者はニューヨーク都市圏内で爆弾を起爆させようとしていた。同容疑者を監視していたFBI要員の車に向かって、もう1人の容疑者とともに突進したという。
捜査当局者によれば、この事件をめぐる逮捕者は今後さらに増える可能性がある。
テキサス州ガーランドで先月、ISISに傾倒するグループがイベント会場を襲撃した事件を受け、FBIはテロとの関連が疑われる人物への監視を強化した。対象者がこれに気付いて抵抗するケースも報告されている。
ボストンでは最近、FBIと警察のチームに追跡されていると気付いた男が、チームへの攻撃を図った。この男はテロ攻撃を計画していたとみられ、近く実行する恐れがあったという。