鍵握るアイオワ州、トランプ氏が支持率トップ 米大統領選
ワシントン(CNN) 米大統領選の共和党指名争いで鍵となる党員集会が開かれるアイオワ州で、実業家のドラルド・トランプ氏が大差で支持率トップに立っていることが13日までに分かった。同州で行われたCNNと調査機関ORCインターナショナルによる最新の世論調査で明らかになった。アイオワ州は全米でも最初期に党員集会が開かれなど、同州での結果が序盤の争いで鍵を握ると見られている。
トランプ氏の支持率は22%。経済や不法移民、テロへの取り組みで最も力を発揮できると見なされているほか、大統領選で勝利できる候補として最も多く名前が挙がった。ワシントンのやり方に変化をもたらせる候補としても支持を集めた。
支持率14%で2位につけているのは元神経外科医のベン・カーソン氏。これまでの調査では10%前後の支持にとどまっていたが、先週行われたテレビ討論会での同氏の最後の発言が視聴者の注目を集め、評価が上昇していた。
アイオワ州の最近の世論調査の大半でこれまでトップに立っていたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事は、支持率9%で3位に転落した。