米大統領選候補、敵対国家の首脳酷評 ロ大統領「ギャング」
ワシントン(CNN) 来年の米大統領選の共和党指名候補争いに出馬したマルコ・ルビオ上院議員は28日、サウスカロライナ州で外交政策に関する演説を行い、ロシアは「ギャング」に、北朝鮮は「正気でない人物」に率いられているとそれぞれの指導者を酷評した。
特にロシアのプーチン大統領に対して辛辣(しんらつ)で、「基本的に組織犯罪の人物」と弾劾(だんがい)。「政治的な敵となったら、あなたは飲み物の中にプルトニウムを入れられたり、路上で撃たれることになる」と切り捨てた。
また、ロシアと共に米国に脅威を与えている主要な国家などに触れ、北朝鮮、中国、イランと世界中の「聖戦主義者」に言及。
北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記については常軌を逸した人物が数十の核兵器と米国に到達出来る長距離ミサイルを握っていると指弾。イランのハメネイ指導者については強硬派のシーア派の聖職者が同様のミサイルを持っていると批判した。
さらに、アルゼンチンが、ニカラグアやキューバ、ベネズエラなど含む反米姿勢の南米やラテン諸国に加わる気配を強めていると指摘。少なくとも女性指導者が同国を率いている間はこの傾向がみられると述べた。アルゼンチンの大統領は女性のフェルナンデス氏。