バイデン副大統領、対共和党でクリントン氏上回る支持
ワシントン(CNN) 2016年の米大統領選を想定した世論調査で、民主党から出馬を検討中のジョー・バイデン副大統領(民主党)が、ヒラリー・クリントン前国務長官を上回る支持率で共和党候補を制した。
この調査結果は米キニピアック大学が27日に発表した。全米の登録有権者を対象にした調査では、民主党のバイデン氏と共和党のドナルド・トランプ氏が対決したと想定すると、バイデン氏が48%の支持を獲得してトランプ氏の40%を上回った。
一方、クリントン氏対トランプ氏の想定では45%対41%となり、クリントン氏はトランプ氏より依然優位に立っているものの、支持率はバイデン氏を下回る。
バイデン氏はジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に対しても45%対39%で優勢。クリントン氏対ブッシュ氏では42%対40%の接戦となっている
共和党候補の中では、トランプ氏が共和党支持の有権者のうち28%の支持を集めて首位に立ち、2位は元神経外科医ベン・カーソン氏(12%)。ブッシュ氏は7%にとどまり、2013年11月以来の低さだった。