米、シリア難民1万人を受け入れへ
ある上院議員の側近によれば、ケリー国務長官は上院議員らに対し、全体の受け入れ枠を10万人まで増やす可能性があると述べたという。
国務省によれば、シリア内戦が11年に始まって以降、米国は約1500人のシリア難民を受け入れている。このうち1199人は昨年10月以降の人数だ。当局者によれば、今月中にさらに300人を受け入れる予定。
ただし受け入れ手続きの迅速化には、安全上の理由から限界もある。
国務省のカービー報道官は、「身元審査の適切なプロセスは、特に当該地域の人々を受け入れるにあたっては、安全かつ確実に行わなければならない」と述べた。