トランプ氏「イスラム教徒を愛している」 過激派が問題と指摘
アイオワ州アーバンデール(CNN) 来年の米大統領選に共和党から出馬を表明している実業家のドナルド・トランプ氏は19日、イスラム教徒が米国に危険を及ぼしているかとのCNNの質問に答え、「私はイスラム教徒を愛している。素晴らしい人たちだと思う」と述べた。
トランプ氏はイスラム教徒の友人もいると明かした上で、イスラム教の過激派分子がテロ攻撃の原因になっていることは「疑いの余地がない」と語った。
このコメントは19日夜、アイオワ州の高校で学生を前に演説した後、述べたもの。
トランプ氏をめぐっては、17日にニューハンプシャー州で行われた集会で、オバマ米大統領はイスラム教徒であり米国人でないとした支持者の発言を訂正しなかったことに対し、批判が高まっていた。
この支持者はさらに、米国内のイスラム教徒の「訓練キャンプ」を「取り除く」ため、どのような計画があるかと質問。トランプ氏は「我々はさまざまなことを目撃することになるだろう」「多くの人がそういった趣旨のことを述べており、悪いことが起きていると述べる人も大勢いる」と答えていた。