オレゴン銃乱射 容疑者は自殺、犯罪組織との関連見つからず
オレゴン州ローズバーグ(CNN) 米オレゴン州ローズバーグのコミュニティー・カレッジ(地域住民向けの2年制大学)で起きた銃乱射事件で、地元検視当局は3日、容疑者が警察との銃撃戦の末に自殺したと断定した。
事件では18~67歳の9人が死亡した。自殺と断定されたのはクリス・ハーパー・マーサー容疑者。当局は、犯罪組織との関連はないとの見方を示している。
捜査当局が発表した経緯によると、1日午前10時38分に最初の緊急通報が入り、6分後には警官ら3人が現場に到着。10時46分に警官らと同容疑者の間で銃撃戦が起き、2分後に容疑者が倒れたとの報告があった。
同容疑者の父親はカリフォルニア州の自宅前でCNNとのインタビューに応じた。息子が犯人だと知ってショックを受けていると語り、犠牲者の遺族らに弔意を表した。容疑者は2年前に母親とともにオレゴン州へ引っ越して以来、父親とは会っていなかったという。