戦闘機用レーザー兵器、5年以内に登場か 米空軍
例えばいわゆるレーザーシールドは、戦闘機の周りをぐるりとレーザーのバリアで覆う兵器だ。ミサイルであろうと敵機であろうと、シールド内部に侵入しようとするものは破壊される。
このようなシールドを実現するためには、戦闘機の空力に干渉しないようなレーザーの発射装置が必要となる。ハメット氏らはロッキード・マーチン社や国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)と共同で、装置のテストにも成功しているという。
レーザー兵器の仕組みを簡単に言えば、焦点を細く絞った光線を照射することで、標的を高温で焼いたり発火させたりして破壊する。
米空軍の航空戦闘軍団のカーライル司令官は今年5月、通常兵器とレーザー兵器の併用は「20〜25年のうちに戦闘空間を完全に変えてしまう」可能性があると述べている。