無差別銃撃で6人死亡、容疑者は犯行の合間に配車業務 米
ミシガン州カラマズー(CNN) 米ミシガン州西部のカラマズーで20日夜、男が車で移動しながら市民を次々に銃撃し、6人が死亡、2人が負傷した。捜査筋がCNNに語ったところによると、容疑者の男は配車サービス「ウーバー」に登録した運転手で、犯行の合間にも複数の客を乗せていたとみられる。
ウーバーの幹部はCNNの取材に対し、ジェーソン・ブライアン・ダルトン容疑者(45)が同社の運転手で、身元調査も通っていたことを確認。すでに警察に連絡して捜査に協力していると述べた。
ミシガン州警察によると、最初の銃撃が報告されたのは午後5時42分。アパート敷地の駐車場で、3人の子どもを連れた母親が何度も撃たれて重傷を負った。命に別条はないとみられる。
それから約4時間後には、自動車販売店にいた男性客(53)と息子(17)が撃たれて死亡した。数分後の午後10時24分、容疑者はレストランの駐車場に車を止めて、小型車とミニバンを銃撃。60~70代の女性4人が死亡した。小型車の助手席に乗っていた14歳の少女は、奇跡的に一命をとりとめたが重体とされる。