サンダース氏、肯定的評価が過半数 候補者のなかで1人だけ
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選の候補者選びが進むなか、民主党からの指名獲得を目指しているバーニー・サンダース氏が主要候補者の中では最も好感度が高く、肯定的に見ている人の割合が過半数を超えた唯一の主要候補者だったことが4日までに分かった。CNNと世論調査機関ORCの全国調査で明らかになった。
登録有権者の60%がサンダース氏に肯定的な見方をしていた。否定的に見ていた割合は33%だった。
一方、民主党からの指名獲得を目指しているヒラリー・クリントン前国務長官と、共和党からの指名獲得を目指している実業家のドナルド・トランプ氏は、否定的に見ている人の割合が過半数を超えた。
トランプ氏を否定的に見ている人の割合は59%、肯定的に見ている人の割合は38%。クリントン氏を否定的に見ている人の割合は53%、肯定的に見ている人の割合は44%だった
共和党候補のテッド・クルーズ上院議員も否定的な見方をしている有権者の割合が多かった。他の共和党候補者、マルコ・ルビオ上院議員、元外科医師のベン・カーソン氏、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事の3人については、肯定的に見ている人の方が多かった。
調査は2月24~27日、全国の成人1001人に対しランダムに電話をかけて行った。登録有権者920人から回答を得た。誤差はプラスマイナス3パーセントポイント。