スーパーチューズデー2 焦点はミシガン、労働者層の支持どこへ
ただモンマス大学の世論調査によると、ミシガンではトランプ氏が支持率36%で首位を独走。2位以下はクルーズ氏が23%、ケーシック・オハイオ州知事が21%、ルビオ上院議員が13%と、支持を分け合う結果になっている。
トランプ氏は、東部から中西部にかけての重工業地帯で浮動票を集められる唯一の共和党候補を名乗ってきた。ミシガンで大勝を収められれば、この主張を裏付けることになる。
ミシガンとミシシッピの予備選は、共和党に登録していない無党派層も投票できる「オープン」型だ。これはトランプ氏にとって有利とみられる。
クルーズ氏は今まで、党員限定の「クローズド」型を得意としてきた。とはいえ、この日のミシシッピを押さえてミシガンで2位を勝ち取ることができれば、「唯一の対抗馬」としての地位を固めることができるかもしれない。