スーパーチューズデー2 焦点はミシガン、労働者層の支持どこへ
ワシントン(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いは8日、中西部ミシガン州などで予備選が実施され、民主党のクリントン前国務長官、共和党の実業家トランプ氏がそれぞれ優位を固める勢いを示している。
南部諸州の予備選、党員集会が集中した今月1日のスーパーチューズデーに続き、この日は民主党候補がミシガン、ミシシッピ両州の予備選で代議員計166人、共和党候補はミシガン、アイダホ、ミシシッピ各州の予備選とハワイ州党員集会で代議員計150人の争奪戦を展開。
両党とも、中西部の労働者層から支持を得られるかどうかをみるうえで、ミシガンが焦点とされる。同州の結果は大票田のオハイオ、イリノイ両州などで15日に予定される決戦に向けた試金石となる。
民主党ではクリントン氏がミシガンを勝ち取って、ライバルのサンダース上院議員に限界を思い知らせたい構え。サンダース氏は先週末、メーン、ネブラスカ、カンザス各州の党員集会を制したが、獲得した代議員の数でクリントン氏との差を縮めることはできなかった。両氏の間には約200人の差がついている。