フロリダは共和トランプ氏、民主クリントン氏が勝利 ルビオ氏が撤退表明
(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和各党の候補者指名争いは15日、5州の予備選が集中する「ミニ・スーパーチューズデー」を迎え、CNNの予想によると南部フロリダ州では共和党の実業家ドナルド・トランプ氏、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が早々と勝利を決めた。
クリントン氏はさらにノースカロライナ州でも勝利を確実にした。
一方オハイオ州の共和党予備選では、同州のジョン・ケーシック知事がトランプ氏を押さえて勝利する見通しとなった。
フロリダの共和党予備選は、1位の候補が代議員を独占する「勝者総取り方式」。トランプ氏は同州を地盤とするマルコ・ルビオ上院議員を破り、99人の代議員を獲得した。
ルビオ氏はこの結果を受けた演説で敗北を認め、選挙運動を中止すると表明した。ルビオ氏は共和党の上院議員や州知事らから多数の支持を得ていたが、今回の選挙戦ではこうした支持が票につながらないことが明らかになった。