オハイオ、フロリダなどで出口調査、「経済」に懸念 米大統領選
ワシントン(CNN) 米大統領選に向けた民主、共和各党の候補者指名争いは15日、 大票田の南部フロリダ、中西部オハイオなど5州の予備選が集中する「ミニ・スーパーチューズデー」を迎えた。暫定的な出口調査では両党とも、経済と雇用に懸念を示す有権者の声が目立った。
出口調査は争いの舞台となっている両州とイリノイ、ミズーリ、ノースカロライナの各州で、投票の最中に実施された。投票がさらに進むにつれ、有権者の傾向がある程度変化する可能性もある。
調査結果によると、共和党では相変わらず「党に裏切られた」との回答が目立つ一方、連邦政府に対して怒りを示す声は3分の1強にとどまった。
経済の行方を心配する声は共和党有権者の間で特に強く、イリノイとノースカロライナの同党で「非常に心配」と答えた人が約7割を占めた。