共和トランプ氏、民主クリントン氏が依然トップ CNN世論調査
トランプ氏が指名を獲得した場合、同氏に対抗して共和党から新たな独立系候補を立てるとの案には、全体の35%、反トランプ派では51%が賛意を示している。反トランプ派でこの案に反対する人の間では、理由として「民主党が有利になる」との懸念を挙げる声が38%と最も多かった。
共和党の現状について、一致団結していると答えた人は8%にとどまった。現在分裂状態で、11月までこの状況が続くと答えた人は46%に上った。
一方民主党では、2人の候補のうちクリントン氏の指名獲得を望む人が51%、バーニー・サンダース上院議員を支持する人が44%。2月末に実施した世論調査の支持率はクリントン氏が55%、サンダース氏が38%と、今回より差が開いていた。
これまでに実施された予備選などの出口調査と同様、クリントン氏は中高年層や非白人、穏健派の間で支持率が高く、サンダース氏は50歳未満の若年層とリベラル派に強い傾向がみられる。
民主党内が現在団結していると答えた人の割合は38%と、共和党に比べて高かった。現在は分裂状態だが11月の本選挙までには団結すると回答した人は44%、本選挙の時点でも団結しないと予想する人は15%だった。