来週のウィスコンシン、いずれも2番手候補がリード

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ウィスコンシン州での世論調査で共和クルーズ氏(右)、民主サンダース氏がリード

ウィスコンシン州での世論調査で共和クルーズ氏(右)、民主サンダース氏がリード

ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いで、今月5日に決戦を迎えるウィスコンシン州では、民主党はバーニー・サンダース上院議員、共和党はテッド・クルーズ上院議員が支持率で首位に立っていることが1日までに分かった。マーケット大学ロースクールの世論調査で明らかになった。

ウィスコンシン州の予備選は、特に実業家のドナルド・トランプ氏の指名獲得阻止を狙う共和党主流派にとって、大票田となる4月19日のニューヨークでの戦いを占う目安となりそうだ。

この調査によれば、共和党候補では、クルーズ議員の支持率が40%でトップ。トランプ氏が支持率30%で2位、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事の支持率は21%だった。

一方、民主党候補はサンダース議員の支持率が49%と、ヒラリー・クリントン前国務長官の45%を上回った。

また今回の調査では、サンダース議員は共和党の3候補のいずれに対しても、本選で勝つ見込みが強いことが分かった。共和党候補者との対戦では、サンダース氏はケーシック知事に対しては46%対44%で勝利。クルーズ議員に対しては、52%対29%と圧勝するほか、トランプ氏に対しても、54%対35%で支持率が上回った。

クリントン氏の場合、支持率で上回れたのは相手がトランプ氏のときだけで、47%対37%だった。クルーズ議員に対しては、支持率は44%で並んだ。ケーシック知事との対戦では、ケーシック氏の支持率が48%とクリントン氏の39%を上回った。

調査は3月24~28日に行われた。誤差の範囲は共和党の調査がプラスマイナス5.8%。民主党の調査が同6.3%。

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