クリントン氏、サンダース氏とのテレビ討論会を辞退
フォックス・ニュース側は17日に討論会を正式に提案。サンダース氏は先週末にこれを受け入れていた。
サンダース陣営は23日夜、クリントン氏が合意を破ったと批判する声明を発表。サンダース氏は「指名レースの中で最大にして最も重要な予備選を前にした討論会をクリントン氏が断ったことに失望しているが、驚きはない」「クリントン氏は指名確実などと思い上がらないほうがいいのではないか」と述べ、今月に入ってからの予備選で自身が連勝していることを指摘した。
ただサンダース氏はこれまでの州での得票総数、獲得代議員数とも、クリントン氏に大きく引き離されている。
クリントン氏が辞退した背景には、討論会を提案したのが保守色の強いフォックス・ニュースだったという事情もありそうだ。フォックス・ニュースも提案書の中で認めた通り、同局では過去12年間、大統領選の民主党候補による討論会が実現していない。