テキサス州で熱気球が炎上、墜落 16人全員死亡
NTSBによれば、熱気球の定員は連邦当局の規則で最大16人と定められている。
搭乗者の身元は公表されていない。操縦士を知る同業者はCNNに「安全で有能な操縦士だった。経験年数も非常に長かった」と話した。
世界の熱気球事故としては2013年、エジプト南部ルクソールで19人が死亡したケースが、過去少なくとも20年で最悪の規模とされる。
米国では14年、NTSBのハースマン委員長(当時)がFAAへの書簡で、熱気球のツアー業者に許可証の取得を義務付ける措置などを提案。FAAは昨年、許可証の制度に安全性を高める効果はないとの回答を出したが、NTSB側は今年の声明で「回答は受諾できない」と反論していた。