怒って切り倒した隣家の樹木、自宅に直撃の憂き目 米
(CNN) 米東部ペンシルベニア州ピッツトンでこのほど、隣家の樹木の落葉に腹を立てた男性が勝手にこの木を切り倒したところ、倒れた木に自分の自宅を直撃される憂き目に遭った。
ピッツトンの捜査当局によると、レイモンド・マツァレラ容疑者は、隣家の木の葉が自分の車の上に落ちることに腹を立てていた。そこで隣家には相談しないままチェーンソーを持ち出してこの木を伐採。自分の住む集合住宅の上に木が倒れてくるとは思っていなかったらしい。
捜査員はマツァレラ容疑者の行動について、「木を伐採するのが一番だと考えた。倒れた木がどうなると思っていたのかは分からない」と話している。
木の重みで建物の土台が動いたために集合住宅は使用できなくなり、ほかの5世帯も退去する羽目になった。
騒ぎはそこで終わらなかった。マツァレラ容疑者は木を切り倒した際にけがをして病院で手当てを受け、戻ったところで近所に住む男性に警察を呼ばれてけんかになった。
警察によると、男性はマツァレラ容疑者に殴られて自衛のためにスタンガンを抜いた。マツァレラ容疑者はこの男性を野球のバットで殴り、暴行などの容疑で逮捕された。