肺炎と診断のクリントン氏 「これほど大ごとになるとは」
(CNN) 米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏が体調不良で式典から退席し、先週肺炎と診断されていたことが明らかになった問題で、同氏は12日夜、CNNとの電話インタビューに応じた。肺炎が「これほど大ごとになるとは思わなかった」と語った。
クリントン氏はインタビューで、式典から退席した時の状況について「めまいがしてバランスを崩したが、意識を失ってはいない」と説明。現在は「はるかに気分が良くなっている」と強調した。
また、肺炎の診断を受けた9日に医師から5日間の休養を言い渡されていたことを明かし、「その大変賢明な助言に私は従わなかった」と話した。
さらに「この件は早く済ませ、すぐにでも早く遊説を再開したい」と意気込みを見せた。
クリントン氏が肺炎の診断を公表していなかったことを批判する声もあがっているが、同氏はインタビューで逆にライバルの共和党候補、ドナルド・トランプ氏の情報公開が不十分との批判を展開。「私と同じレベルに達してもいい頃だ」「私だけでなく、どの歴代候補も達成してきたレベルだ」と主張した。