米大統領選、両候補が拮抗 直近の支持率の平均で

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全米規模の5つの調査をまとめた両候補の支持率が発表された

全米規模の5つの調査をまとめた両候補の支持率が発表された

ワシントン(CNN) 米大統領選に向けて実施された直近の5つの世論調査をまとめた分析では、民主党のヒラリー・クリントン候補が共和党のドナルド・トランプ候補を2ポイントリードしていることが15日に明らかになった。

5つの世論調査はいずれも全米規模で行われたもので、投票を考えている有権者を対象とした数字をCNNが平均した。

この結果、クリントン候補の支持率が43%だったのに対し、トランプ候補の支持率は41%。リバタリアン党のゲーリー・ジョンソン候補は9%で緑の党のジル・スタイン候補は3%だった。

対象とした世論調査はCNNと調査機関ORC(実施期間1日~4日)、ABCニュースとワシントンポスト(同5~8日)、キニピアック大学(同8~13日)、CBSニュースとニューヨークタイムズ(同9~13日)、フォックスニュース(同11~14日)が実施したもの。

11日から肺炎で休養していたクリントン氏は15日、ノースカロライナ州での遊説で選挙運動に復帰した。

クリントン氏は集会で「最近、咳が出ると思ったら肺炎になっていたことが判明した。それでも頑張ろうとしたけれど、2~3日休養を取るほうが身のためだと認めざるを得なかった」「普通の状況下でも気楽に構えるのはあまり得意ではないが、投票日まで2カ月しかないのに家でじっとしていなければならないのは、いても立ってもいられなかった」と述べた。

一方トランプ氏は同日ニューヨークで経済政策について演説。法人税減税などで大幅な景気拡大を実現し、2500万人の新規雇用を創出すると明言した。

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