NY爆発 大量破壊兵器使用で容疑者訴追、父が2年前に通報
ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市とニュージャージー州で17日に起きた爆弾事件の容疑者として逮捕されたアフマド・ラハミ容疑者(28)が20日、新たに大量破壊兵器使用や公共の場の爆破など4件の罪でマンハッタンの米連邦地裁に訴追された。マンハッタンの路上で起きた爆発と圧力鍋爆弾に関与した罪に問われている。
ラハミ容疑者はニュージャージー州リンデンでの警官隊との銃撃戦に関連して、同州でも殺人未遂などの罪で訴追されている。
マンハッタンの裁判所にはラハミ容疑者の日記なども証拠として提出された。日記には「爆発音が通りに鳴り響くだろう」と記され、国際テロ組織アルカイダの指導者だった故オサマ・ビンラディン容疑者を称賛する内容もあったとされる。
ラハミ容疑者の父は20日、報道陣に対し、2年前に同容疑者の暴力行為に関連して米連邦捜査局(FBI)に通報していたことを明らかにした。
米当局者によれば、父親が息子をテロリストと呼んだという情報が寄せられ、2014年にFBIが父親から事情を聴いたという。