米政府、ロシアが選挙に干渉と批判 ハッキング攻撃で
そのうえで「こうした情報窃取や暴露には米国の選挙過程に干渉する意図がある」と指摘。ロシア政府は以前にも、世論に影響を与えるため、欧州などで同様の戦術や技術を使ってきたと述べた。
今回の発表は、DNCの電子メールの漏えいや、民主党関連の複数の組織のウェブサイトから情報が流出した件に言及したもの。情報流出は今夏に発覚していた。
複数の当局者がCNNに明かしたところによれば、今回の発表に至るまでには、その是非や時期をめぐりオバマ政権内部で長期間にわたり協議が続けられたという。情報の評価については以前から自信を持っており、いつ公式に発表するかが残る課題だったという。
一方、ロシアの国営インタファクス通信によると、同国のペスコフ報道官は、「ナンセンスな類いのいつもの言動だ」と述べ、米国の批判を否定した。