FBI、新たなメール発見は10月初め 司法省が令状取得
複数の捜査当局者らの話から31日までに明らかになったところによると、捜査当局は10月初め、アベディン氏の元夫が所有する複数のコンピューターを押収した。このうち1台に保存されているメールのリストアップ作業を始めた直後、データの中にアベディン氏のメールが交じっていることが判明。当局者らは急きょ、これらのメールについても改めて捜査令状を取った。
コミー長官は10月半ばの時点で、クリントン氏の私用メール問題に影響を及ぼすメールが見つかった可能性があるとの報告を受けていた。当局者らによれば、司法省幹部らが状況説明を受けたのは約1週間前。コミー長官は27日に詳細な説明を聞き、議会に報告することを決めたという。
捜査当局者らによると、クリントン氏関連のメールの一部はFBIが過去の捜査で入手していたメールの複製とみられるが、その数は不明。一方で、FBIがクリントン氏のメールサーバーを入手する前の段階で削除されたメールが含まれている可能性もあるという。