トランプ政権の陣容は? 要職候補者たちの顔ぶれ
(CNN) 米国のドナルド・トランプ次期大統領は今後、自らの政権を支えるホワイトハウス幹部や閣僚の人選に本腰を入れることになる。政治的配慮が絡むこれらの人事の対象となるのは約4000ポスト。
政権移行チームなどは既に候補者の選考に入っているが、トランプ氏に近い共和党幹部らが少なく、以前の同党政権で閣僚などを務めた人物が同氏支持を全面的に拒絶している制約がある中での作業となっている。また、首都ワシントンの政治に通じている人物の多くもトランプ氏に距離を置いている。
この中で、ホワイトハウス要職や重要閣僚に就任が予想される顔ぶれが臆測交じりながらも浮上してきた。
ホワイトハウスを仕切る首席補佐官にうわさされるのはニュート・ギングリッチ元下院議長、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事、ルディー・ジュリアーニ元ニューヨーク市長に共和党のラインス・プリーバス全国委員長ら。
大統領報道官には、陣営で報道担当の上席顧問を務めたジェーソン・ミラー氏と共和党全国委の戦略担当責任者かつ報道部長であるショーン・スパイサー氏。ホワイトハウスの報道部長にはトランプ氏陣営の報道官であるホープ・ヒックス氏とジェーソン・ミラー氏が取り沙汰されている。