「女性のいない1日」、米大規模デモの主催団体がゼネスト企画
ワシントン(CNN) 米首都ワシントンでトランプ大統領の就任に抗議するデモ行進「ウィメンズ・マーチ」を呼びかけた団体が6日、女性によるゼネストを展開する計画を発表した。
同団体のソーシャルメディアには、「ゼネラルストライキ:女性のいない1日」の告知が掲載された。実施日は後日発表予定としている。
1月には同団体の呼びかけに応じてワシントンで大規模デモが行われたほか、世界各地で数百万人がデモに参加していた。
ゼネストは労働運動から生まれた戦術で、全員が職場を放棄して政治的あるいは経済的行動を要求する。ウィメンズ・マーチではトランプ大統領を支持する企業などのボイコットを呼びかけており、今回のゼネストでも特定企業のボイコットを示唆している。
これとは別に、入国禁止の米大統領令に抗議するゼネストも提案されている。作家のフランシーン・プローズ氏は、英紙ガーディアンへの寄稿で2月17日にゼネストを計画して参加を呼びかけた。これまでにフェイスブックで1万6000人以上が参加を表明している。
主催者は参加者に対し、仕事や学校を休んで抗議の意思を示し、その1日を社会奉仕に充てるよう促すとともに、米議員に対しては憲法を守るよう訴えている。