米労働長官指名、パズダー氏が辞退 共和党内からも反対の声
1月には、傘下の外食チェーンの従業員や元従業員が全米各地で雇用主を相手取って訴訟を起こしていた。理由は給与の未払いや残業時間の不正やセクハラだった。
いずれもフランチャイズの店舗であり、直接の雇用関係はない。それでも、従業員は、労働長官を目指す人物にとっては、不名誉なことだと指摘していた。
パズナー氏は傘下のファストフードチェーンの従業員の一部から「最悪中の最悪」の経営者と言われたこともある。また、従業員をロボットに置き換えることに賛成して批判を浴びた。
パズナー氏は昨年、インタビューに対し、「(ロボットは)常に礼儀正しく、お客に高いものを薦め、休暇は取らない。遅刻もしないし滑って転ぶこともないし、年齢や性別や人種差別の問題もない」と答えていた。