トランプ米大統領、支持率40% 不支持との差が最大に
(CNN) トランプ米大統領の仕事ぶりを支持する米国民は40%にとどまり、支持しないと答えたグループとの差が就任以降最大を記録していることが、米ギャラップ社の世論調査で15日までに明らかになった。
ギャラップはトランプ氏の支持率を毎日追跡している。それによると、11日の時点で同氏の仕事ぶりを支持すると答えた人は40%、支持しないと答えた人は55%と、初めて15ポイントの差がついた。
トランプ氏は先月20日に大統領に就任した。翌週以降の支持率は40%台の前半を行き来してきたが、イスラム圏からの渡航者や難民の入国を規制する大統領令、閣僚人事をめぐる対立などで国民の不満が募っていることがうかがえる。
ギャラップが調査したオバマ前大統領やブッシュ、クリントン両元大統領の支持率はこの時期、いずれも50%台後半に達していた。
ギャラップは毎日、全米の成人約1500人を対象に電話で聞き取り調査を実施し、3日間の平均を出して発表している。