スパイサー米報道官、側近の携帯チェック リーク阻止に躍起

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スパイサー大統領報道官。情報リークを阻止しようと側近の携帯電話の確認を行ったという

スパイサー大統領報道官。情報リークを阻止しようと側近の携帯電話の確認を行ったという

(CNN) 米ホワイトハウスがマスコミへの相次ぐ情報リークを阻止しようと躍起になる中で、スパイサー大統領報道官が側近の携帯電話をチェックして、記者と連絡を取り合っていないかどうか確認していたことが27日までに分かった。複数の関係者の話で明らかになった。

それによると、スパイサー報道官はホワイトハウスからの相次ぐ情報リークに業を煮やして側近たちを自分のオフィスに呼び、通信の内容が暗号化されるメッセージングアプリの使用は米連邦記録法に違反すると告知した。

続いてスパイサー報道官は、ホワイトハウス法務顧問のマクガーン氏の立ち合いの下、そうしたアプリを使っていないかどうか、さらには記者と個人的に連絡を取り合っていないかどうか確認するため、側近たちに対して携帯電話を自分に見せるよう求めた。

スパイサー報道官は側近に対し、政府が支給した携帯電話と私物携帯電話の両方を見せるよう求めたという。さらに、今回の招集や、リーク阻止に力を入れていることについてはマスコミに漏らさないよう念押ししたと、関係者の1人は話している。

トランプ大統領が当局者や側近からの相次ぐ情報リークに憤慨していることを受け、ホワイトハウスでは対策の強化を図っていた。

今回の側近招集について、スパイサー報道官からコメントは得られなかった。

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