米国務長官のアジア歴訪、同行記者は1人 慣例破りに抗議
これに対し同省は長官が経費節約のため同行記者団用の座席の余裕がない小型機を使用することを説明。実際に使った機材はボーイング社製737型の軍用仕様機であるC40。座席配列の形態によって異なるが、収容可能な乗客数は26~111人とされる。
国務長官による過去の外遊では、機内座席の配分が厳しい場合、よる少人数の代表取材団を搭乗させる便宜が図られたが、今回はこの配慮もなかった。長官の外国訪問に帯同する記者は通常、座席確保に必要な経費を負担している。
同行取材から締め出された国務省詰めの記者の一部は、一般航空会社の便を利用して長官のアジア歴訪を追いかけ、その発言や動向を追って報道することを決めた。