トランプ米大統領、入国禁止令の必要性強調 英テロ受け
ワシントン(CNN) トランプ米大統領は3日、英ロンドンで同日発生したワゴン車暴走によるテロ事件に触れ、自ら打ち出した一部のイスラム諸国圏からの入国禁止令を正当化する考えをツイッターに投稿した。
「賢明さを保ち、絶えず警戒し、強くあり続けなければならない。我々の権利を戻してくれる裁判所が必要だ。安全性を強化するため渡航禁止が必要」と主張した。
これらの投稿の8分後、「米国はロンドンや英国を助けるために何でもやる」などとも書き込んだ。
米国自由人権協会の幹部はロンドンのテロ事件に便乗したかのようなトランプ氏のこれらの投稿内容をすかさず非難。「差別的かつ不法の政策を押し進めるため凶暴な暴力犯罪を材料にすることに憤慨しなければならない」と批判した。
ロンドンでは3日、ワゴン車暴走があった橋近くの市場にあるレストランに男が押し入り、刃物で2人を刺す事件も起きていた。
Whatever the United States can do to help out in London and the U. K., we will be there - WE ARE WITH YOU. GOD BLESS!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年6月3日