米共和党重鎮、北朝鮮との戦争を警告 「状況変わらなければ」
ワシントン(CNN) 米共和党の重鎮、グラハム上院議員は28日、CNNとのインタビューで、北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせるために「戦争をする必要があるなら、我々はそうするだろう」との警告を発した。
米国防総省は同日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる新たなミサイルを発射したことを確認した。トランプ米大統領は記者団に「我々が対処する」と語った。
グラハム氏はCNNの番組で「北朝鮮と戦争が起きるとすれば、それは北朝鮮自体が引き起こしたからだ。このまま事態が変わらなければ我々は戦争に向かう」と警告した。
同氏自身もトランプ氏も戦争は望んでいないとしたうえで、「北朝鮮のこの頭のおかしい男に、国土を攻撃する能力の獲得を許すわけにはいかない」と強調。
米国を守るために必要とあらば、トランプ氏は北朝鮮の体制を倒す用意があると指摘し、「大統領は北朝鮮体制の打倒か米国の国土かの選択を迫られたら体制打倒を選ぶ。このことを北朝鮮が理解し、中国も理解してくれることを願っている」と述べた。