北朝鮮の航空会社がマニア魅了、写真家が明かす実像とは

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ツポレフ134型機でのフライトを終えて降りてくる高麗航空の客室乗務員

ツポレフ134型機でのフライトを終えて降りてくる高麗航空の客室乗務員

(CNN) 北朝鮮の航空産業は長年、世界各地から来る旅行客を魅了してきた。北朝鮮の敵対的な外交姿勢がニュースになっていない時であってもだ。

こうした好奇心の一端は国営の高麗航空に向けられている。高麗航空は北朝鮮唯一の商業航空会社であり、国際線は中国とロシアに向かう便しかない。

高麗航空機のチャーター便を手配するツアーはすぐに枠が埋まってしまう。旧ソ連時代の珍しい機種に乗るチャンスは航空機マニアにとって余りに魅力的で、これを逃す手はない。

そんな高麗航空の古典的名機に魅了された人のひとりが、このほど同社に関する本をまとめた写真家のアーサー・メビウス氏だ。

CNNは今回、この本を作った経験について掘り下げて聞くため、メビウス氏にインタビューした。

――本書を作ったきっかけは。

「私は航空ファンで、プロの写真家でもある。こうした航空機への愛を写真撮影の仕事につなげるプロジェクトにいつも取り組んでいる」

「北朝鮮ではロシア旅客機の名機が今でも現役だということを知り、カメラを持参してシリーズ写真を撮ろうと決意した」

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