トランプ氏、フロリダでクリスマス ツイートの勢いは衰えず
フロリダ州ウェストパームビーチ(CNN) トランプ米大統領は就任後初のクリスマス休暇を、南部フロリダ州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」で家族とともに過ごした。歴代大統領にならってクリスマスの行事をこなすかたわら、ツイッターにはいつも通りの勢いで投稿を続けた。
トランプ氏が「冬のホワイトハウス」と呼ぶ別荘には、メラニア夫人とその両親、ほぼ全員の子どもや孫たちが集合。24日夜には七面鳥や牛ヒレ肉の夕食を楽しんだ。トランプ氏は友人や側近らに囲まれて上機嫌だったという。
だがこうしてくつろぐ間にも、ツイッターでは連邦捜査局(FBI)の幹部やニュースメディアなど、普段と同様の相手に矛先を向けて批判した。
夕食後、パームビーチの教会でクリスマスイブのミサに参列する1時間前のツイートでは、「メリー・クリスマス」のあいさつを「大切な美しい言葉」と呼び、宗教の多様性に配慮して「ハッピー・ホリデーズ」と言い換える動きを「先頭に立って批判してきたことが誇らしい」と書き込んだ。
25日の朝には外国に駐留する米軍部隊にビデオ中継で語り掛け、ここでも「胸を張ってメリー・クリスマスを言う」と宣言した。
トランプ氏はまた、別荘の周辺を厳重に警備する警察や沿岸警備隊の要員数百人を昼食会に招いて労をねぎらった。費用は同氏が個人で負担した。