費用は？、訓練は？　パレード実施へ米軍の懸念拡大

国防総省の指示の下、陸軍は初期の選択肢を５つ策定した。「スモール」「ミディアム」「ヘビー」「ハイブリッド」「マルチメディア」と呼ばれ、トランプ大統領の要請に応じて微調整が行われるという。

「スモール」や「ミディアム」では、ワシントンに駐留している式典用の部隊や周辺基地の兵器がパレードに参加する。

「ヘビー」の場合、現役勤務の兵士がワシントンへ派遣される。通常、派遣されていない現役の兵士は全員、米本土で訓練を受けているが、パレードに参加する場合には、こうした訓練などを一時的に休止する必要が出てくる。

国防総省当局者はこれまでに、パレードの実施日について、退役軍人の日に当たる１１月１１日に行われる可能性を示唆している。今年は第１次世界大戦終結から１００年にあたる。