米政権、韓国への最新型哨戒機とミサイル売却を承認 26億ドル

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Staff Sgt. Micaiah Anthony/US Air Force

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ワシントン(CNN) 米国務省は15日までに、トランプ政権が韓国に最新型の対潜哨戒機「P−8A」の6機と地対空ミサイルシステム「PAC」の64基を売却することを承認したと発表した。連邦議会の承認が必要。

「ポセイドン」とも呼ばれるP-8A機売却の総額は推定で21億米ドル(約2352億円)で、PACは約5億ドル相当。同哨戒機は韓国が25年以上使用している類型機「P−3」の代替機となる。

国務省は報道発表文で、これらの兵器の韓国への供与は同国の軍事力更新につながり、相互安全保障能力を今後30年にわたって支えると主張。韓国のミサイル防衛能力を向上させ、領土保全や地域の安定への脅威への抑止力となると強調した。

さらに、敵対的な侵略行為を警戒する韓国軍の防衛能力や韓国領土内で訓練や活動する同盟国の防御能力を高めるとした。

米海軍によると、P-8A機は対潜戦闘能力の他、対地戦闘能力、諜報(ちょうほう)収集や監視能力などを備える。売却に伴い韓国には戦術交信装置、航行機器や早期ミサイル警報センサーなども供与される。

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