有人月面着陸、5年以内の実現目指す ペンス米副大統領が表明
ワシントン(CNN) ペンス米副大統領は26日、トランプ政権が掲げる有人月面着陸の目標を5年以内とする方針を明らかにした。
ペンス氏はこの日、アラバマ州ハンツビルにある宇宙ロケットセンターでの会合で、従来の目標とされていた2028年を前倒しすると表明。
「難しすぎる、危険すぎる、費用がかかりすぎると言う人もいるだろう」と語る一方、アポロ計画が始まった1962年にも同じ声があったと指摘した。
また、月面着陸計画の進展が遅れているのは、米航空宇宙局(NASA)の大型ロケット「SLS」の開発が考えすぎや惰性的な状態に陥っているからだと批判した。
ペンス氏はさらに、近く新設される宇宙軍の司令官として、トランプ大統領が同日、空軍のレイモンド大将を指名したことを確認した。