特別検察官の報告書全文、一部黒塗りで18日に公開

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マラー特別検察官がまとめた報告書が18日に公表される/Alex Wong/Getty Images

マラー特別検察官がまとめた報告書が18日に公表される/Alex Wong/Getty Images

(CNN) 米司法省のクペック報道官は、2016年の米大統領選に絡むロシア疑惑を巡ってマラー特別検察官がまとめた捜査報告書について、一部を塗りつぶした上で、バー司法長官が18日に公表するとの見通しを明らかにした。

マラー特別検察官の報告書は約400ページに及び、トランプ陣営とロシアの共謀疑惑や司法妨害の可能性について、22カ月にわたった捜査の詳しい内容が明らかになる見通しだ。

バー司法長官は先月、マラー特別検察官の捜査結果の概略をまとめた4ページの書簡を公表。トランプ陣営とロシア政府の共謀については立証できず、司法妨害については結論を出すに至らなかったとしていた。

この書簡の公表を受けてトランプ大統領は「完全な潔白」を主張。一方、野党民主党は、バー長官の書簡はマラー特別検察官の捜査内容を正確に反映しているとは思えないと反論し、報告書全文およびその根拠となる証拠を開示するよう求めていた。

下院司法委員会の民主党議員は、塗りつぶしなしの報告書全文の開示を求めて司法省を召喚する構えだった。

バー長官は先週、上院小委員会で報告書の公表について、大陪審に関する情報や機密情報、継続中の捜査に関する内容、第三者に関係する内容の4種類を黒塗りする意向を示していた。

バー長官はマラー特別検察官の報告書について5月1日と2日、上下両院の司法委員会で証言を行う。

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