自宅から銃器1000丁押収、男を64件の重罪で起訴 米
(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の地区検察局は15日、自宅から1000丁を超える銃器が押収された58歳の男を64件の重罪で起訴したと明らかにした。
容疑の内訳は、攻撃用武器の所持が23件、無認可の業者との拳銃の譲渡が17件、破壊装置の所持が2件など。
カリフォルニア州の法律では、特別な状況を除いて、あらゆるアサルトライフルや50口径の弾丸を発射するライフルの製造や流通、輸送、輸入、販売が禁止されている。
男は法廷で無罪を主張した。有罪となれば最長約49年の禁錮刑が科される。
男は今年5月、ロサンゼルス市内で逮捕されていた。当局は逮捕時、男の銃器が犯罪に使われた様子はないとしていた。
捜索に詳しい当局者によれば、被告の住宅は「ごみ屋敷」のようで、家を空にして全ての銃器を撤去するのに30人の警官が15時間以上を費やした。
現場を捉えた上空からの画像には、私道に敷かれた毛布のようなものの上に数百丁の銃器が散乱している様子が捉えられていた。
当局は5月の逮捕時、男がテロに関係している証拠は見つからなかったと明らかにしていた。