米加州の祭りで銃乱射、容疑者は19歳の男 ネバダ州でライフル購入

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フードフェスティバル会場を狙った銃撃。犯人はネバダ州でライフルを購入していた/Nhat V. Meyer/AP

フードフェスティバル会場を狙った銃撃。犯人はネバダ州でライフルを購入していた/Nhat V. Meyer/AP

(CNN) 米カリフォルニア州北部のフードフェスティバルの会場で起きた銃乱射事件について、当局は29日、容疑者の19歳の男が凶器のライフルをネバダ州で合法的に購入していたと明らかにした。事件の3週間前のことだったとしている。

事件が起きたのは同州ギルロイで毎年開かれている「ギルロイ・ガーリック・フェスティバル」の会場。地元警察署の署長によると28日の午後5時40分ごろ、サンティノ・ウィリアム・リーガン容疑者が来場者に向けてライフルを発砲した。

銃撃を受けて6歳の男の子、13歳の少女、20代の男性の3人が死亡。12歳から69歳までの少なくとも12人が負傷した。容疑者は駆け付けた警官らと1分ほど撃ち合った後、射殺された。

前出の署長によれば、リーガン容疑者はAK47のようなライフル銃を無差別に発砲していたとみられる。この銃は今月9日、ネバダ州で容疑者本人が合法的に購入したものだという。

容疑者はもともとギルロイの出身だが、その後は家族とともにネバダ州に住んでいたとされる。カリフォルニア州に戻ってからどれくらい経っていたのかはわかっていない。連邦捜査局(FBI)は、容疑者が事件前の数日を過ごしていたとみられるネバダ州の住宅を捜索した。

目撃者から報告のあった2人目の容疑者は、現在もなお見つかっていない。ギルロイ警察署署長によると目撃者により証言の内容がまちまちで、実際に別の容疑者の関与があったのか、あったとすればどの程度のものだったのかは「現時点で不明」だという。

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