民主党討論会後の世論調査でバイデン氏トップ、ウォーレン氏が追い上げ
(CNN) 2020年米大統領選に向けた民主党予備選の有権者に対する最新の世論調査で、バイデン前副大統領が首位を維持し、ウォーレン上院議員が追い上げていることが分かった。
民主党候補者10人による12日のテレビ討論会を受けた初の世論調査。NBCニュースとウォール・ストリート・ジャーナル紙が13~16日、電話で実施した。
それによると、党内の支持率はバイデン氏がトップで31%、ウォーレン氏は7月初めの前回調査から7ポイント上昇して25%となった。
サンダース上院議員が14%、ブダジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長が7%、ハリス上院議員が5%と続き、実業家のヤン氏は4%、クロブチャー、ブッカー両上院議員がともに2%だった。
それぞれの人物を候補者として熱心に応援できるか、受け入れられるか、不安を感じるかなどを選ぶ質問では、ウォーレン氏に熱意を抱けるという有権者が35%と、ほかの候補を10ポイント以上引き離す率を示した。
提案する政策の規模が大きく予算もかかり、法案成立が難しい候補者か、小規模で低予算、成立させやすい法案を出す候補者かの選択では、前者を支持するとの答えが56%を占めた。
また、オバマ前大統領の仕事ぶりについては78%が「できるだけのことをした」と満足感を示し、20%が不満だと答えた。