2020年米大統領、民主党は3候補が頭一つ抜け出す

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モンマス大による世論調査で、バイデン前副大統領(右)、ウォーレン議員(中)、サンダース議員の3人が支持率で頭一つ抜け出していることがわかった/AP/GETTY

モンマス大による世論調査で、バイデン前副大統領(右)、ウォーレン議員(中)、サンダース議員の3人が支持率で頭一つ抜け出していることがわかった/AP/GETTY

ワシントン州シアトル(CNN) 2020年に行われる米大統領選で、民主党からの指名を目指している候補者のなかで、ジョー・バイデン前副大統領とエリザベス・ウォーレン上院議員、バーニー・サンダース上院議員の3人が支持率で頭一つ抜け出していることがわかった。米モンマス大学が26日に発表した世論調査で明らかになった。

ウォーレン議員とサンダース議員は進歩主義的な指導者とみられているが、2人は徐々にバイデン氏に迫りつつある。モンマス大の調査によれば、3人の支持率はサンダース氏20%、ウォーレン氏20%、バイデン氏19%と1パーセントポイント以内の差に収まっている。この差は誤差の範囲内だが、それでも全国規模の調査でバイデン氏以外の候補者が首位に立ったのは今回が初めて。

それ以外の候補者ではカマラ・ハリス上院議員の支持率8%が最高で、3人から大きく引き離されている。

ウォーレン議員はゆっくりとだが着実に支持率を伸ばしている。サンダース議員もマイノリティー(少数派)からの支持を増やしており、多くの人々が予想していたよりも立ち直りが早い候補者であることを示している。

バイデン氏の支持率の動きはより読みづらい。CNNやFOXニュースの世論調査ではバイデン氏は他候補よりも多くの支持を集めていた。ただ、選挙演説のパフォーマンスにむらがあり、好ましくない報道をされることで、バイデン氏の「当選能力」が弱まる恐れがある。

調査はモンマス大学が8月16日から20日にかけて、民主党または民主党寄りの登録有権者を対象に、全米の成人800人を無作為に抽出し実施。今回発表された調査結果はそのうち298人の回答に基づくもので、誤差の範囲はプラスマイナス5.7%。

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