バイデン氏、支持率29%で首位 民主党候補者の世論調査

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ジョー・バイデン前副大統領が29%の支持を集めてトップに立った/Stephen Maturen/Getty Images

ジョー・バイデン前副大統領が29%の支持を集めてトップに立った/Stephen Maturen/Getty Images

ワシントン(CNN) 2020年に行われる米大統領選で民主党からの指名を目指している候補者のうち、ジョー・バイデン前副大統領が民主党および民主党寄りの登録有権者の29%から支持を集めて首位に立ったことがわかった。CNNが調査会社SSRSに委託した調査で明らかになった。

バイデン氏は6月の前回調査から7ポイント支持を伸ばした。前回調査から支持率を大きく伸ばした候補者はほかにいなかった。

次に支持率が高かったのはバーニー・サンダース上院議員の15%。エリザベス・ウォーレン上院議員が支持率14%で続いた。バイデン氏は2位以下に2桁のリードを確保したことになる。

支持率に統計学的に意味のある変化があったのはカマラ・ハリス上院議員で今回調査の支持率は5%と、前回から12ポイント減らした。これは、春ごろの支持率と同程度の水準。ハリス氏の支持率は最初の討論会後、大きく上昇していた。

6月の世論調査は討論会のすぐ後に行われた。討論会でのバイデン氏のパフォーマンスは酷評された。一方、ハリス氏はバイデン氏に対し、1970年代に人種差別撤廃に向けて行われたバス通学に反対の姿勢を示したことについて尋ねるなどして注目を集めた。

バイデン氏へは、無党派層(23%)よりも民主党と自己認識している人たち(31%)からの支持が多かった。また、45歳未満の若年層からの支持(23%)よりも45歳以上の高齢者からの支持(34%)が多かった。リベラル(22%)よりも穏健あるいは保守的な有権者(34%)からの支持が高かった。

リベラル層では支持が割れており、ウォーレン氏を支持した人の割合は23%で、サンダース氏を支持した人の割合は22%だった。

バイデン氏はまた、トランプ大統領に勝利する可能性が高い候補者を選ぶことを最も重視している有権者のなかでも支持が高かった。

調査はSSRSが8月15日から18日にかけて全米の成人1001人を無作為に抽出し、固定電話もしくは携帯電話でインタビューした。誤差の範囲はプラスマイナス3.7%。

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