米ディズニーワールドで新設のゴンドラが停止 3時間閉じ込め
(CNN) 米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドに新設されたゴンドラ「ディズニー・スカイライナー」が5日夜、運行中に突然停止し、乗客が約3時間にわたって閉じ込められた。
スカイライナーはディズニー直営ホテルとテーマパーク内を結ぶ新たな交通システムとして、先月29日に運行を開始したばかり。
3本のルートのうち、カリビアン・ビーチ・リゾートとエプコットの間を走る線が停止した。
乗客らが6日、CNNに語ったところによると、定員各10人のゴンドラがビル3階ほどの高さに宙づりとなった。
停止から約45分後に消防チームが到着したものの、一度に2人ずつ救出する作業には長い時間がかかった。座席の下に水や救急用品のセットが用意されているとのアナウンスがあり、担架で運ばれた女性もいたという。
Evacuating two people at a time off of the Disney World Skyliner... could be very slow with 10 capacity gondolas.... #disneyskyliner #disneyworld @WDWToday pic.twitter.com/y5S1IJxhtP
— Aaron Murray (@WaltyDis) 2019年10月6日
地元のCNN系列局によると、負傷者は報告されていない。ディズニーは詳細を調べる間、スカイライナーの運行を中止すると発表した。
乗客の1人は「ディズニーの対応は良かった。だれも責めるつもりはない」と話した。閉じ込められた乗客らには、無料で入園できるチケットやギフトカードが配られたという。