子ども4人の目の前で父親を銃撃、運転めぐり逆上か 米ミズーリ州
(CNN) 米ミズーリ州セントルイスで、車を運転していた男性が、自分の子ども4人の目の前で撃たれる事件があった。警察は、車の運転をめぐって逆上するロードレイジ事件だったと見て、容疑者の男2人を逮捕した。
警察によると、事件はセントルイス南部で14日に発生し、スコット・トーマスさん(46)が銃撃された。トーマスさんの車には、3~11歳の子ども4人が乗っていたが、4人ともけがはなかった。
トーマスさんは、別の車のナンバープレートを確認しようと車を止めたところ、相手の車の運転席と助手席の男が銃を抜き、トーマスさんに銃口を向けた。
トーマスさんが車を止めた理由は分かっていない。警察は、容疑者2人とトーマスさんが絡むロードレイジだったと見て捜査している。
トーマスさんは3発の銃弾を浴び、近くの病院へ運ばれて手当てを受けた。
警察はこの事件の直後、路肩を走行していた三菱GTSを停車させ、乗っていた容疑者2人を逮捕した。
このうちニコラス・マリノ容疑者(27)は暴行などの容疑で逮捕され、7万5000ドル(約800万円)の保釈金が設定された。弟のジョセフ・マリノ容疑者(24)は武器を不正に使用した疑いがかけられており、保釈金は2万ドル(約220万円)に設定されている。